異常な部活動に喝!

ヨーロッパの学校に部活はありません。

断言はできませんが、文科省の役人が書いたものの中にも
「部活は日本独特のもの」といった旨の記述がありましたので多分そうでしょう。

私はザルツブルクで8ヶ月間ほど暮らしましたが、子供たちは大抵昼には帰宅していました。学校給食という制度はヨーロッパにはありませんので、子供たちは皆昼には帰宅して家で家族と食事を共にします。

そして午後はそれぞれ自分の好きなことをするのです。

サッカーの好きな子は地域のサッカークラブで大人たちや自分よりもっと小さな子と一緒にサッカーをします。

水泳をやりたい子は水泳を、音楽をやりたい子は音楽を、同様に地域社会の中で優れた指導者の元楽しく練習しています。

これは子供たちが社会性を身につけて、大人になってゆくプロセスとしても重要な場となっているようです。
また地域社会が子供たちのサークル活動の場としてだけではなく、大人たちにも重要な文化活動の拠点を提供しているのです。

あなたの地域に大人たちが自由にサッカーを楽しめるようなグラウンドがありますか? まずないと思います。

でもザルツブルクにはありました。ドイツ語の授業を終えて下宿に戻ってから、仲間と一緒にサッカーをやりに近くの芝生のグラウンドに行ったこともあります。自由に使うことができました。

そんな場所があるのも、サークル活動というものが中学とか高校に限定されるのではなく、地域社会がそれを支えているからです。

サークル活動を学校が引き受けなければならない理由なんてありません。それは地域社会が引き受けるべきものと考えます。実際に日本のように学校で部活を懸命にやっている国なんて他にないのに、日本のスポーツや芸術が外国と比べて突出して優れているなんて事実はないのです。

それは多くの場合、学校の部活で「燃え尽きて」しまって、小学校から中学校へ、中学校から高校へと進学したときに、活動をやめてしまう子がとても多いからです。

学校は「文武両道」なんて言いますが、その子たちが卒業した後のことなんて全く考えていません。
こんな学校の部活に意味があるでしょうか?
さらに部活が学校という閉鎖された中で行われるため、いじめの温床にもなっています。子供たちが社会性を身に付け、長期的に力を磨いてゆく場とは決してなっていません。

サークル活動を生徒、学生だけのものにするのではなく、多く一般市民に開放すべきではないでしょうか。そうすることにより、グラウンド、体育館、音楽ホールなどの施設が地域に作られるでしょう。

って言うか、作らせなければいけません。

そんなカネはない―――。そうでしょうか?

百歩譲ってカネがないとしたら、学校の施設を使わせてもらえばいいだけです。
指導は教員ではなく、長期に渡って丁寧に指導してくれるプロにやってもらいましょう。

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