異常な部活動に喝!

12月, 2010 のアーカイブ

「全日本フィギュア・スケート選手権大会」を観て

今年はもう記事を書かないつもりでしたが、先週行われた

「全日本フィギュア・スケート選手権大会」

を観て感じたことを一言。

今回ジュニア世代の活躍がとても目だちました。
村上選手、庄司選手など素晴らしいものでした。

彼らを見ていてとてもうらやましく思ったのが、年齢の差に関係なく、お互い「ちゃん付け」で呼び合っていることです。

村上選手は16歳。世界女王の浅田選手に対しても「真央ちゃん」と呼んでましたね。

中学校の部活だったらどうでしょう。
下級生が上級生を「ちゃん付け」で呼んだらきっと問題にされると思います。

私の息子はそれが嫌いで、下級生に対しても「ちゃん付け」で呼ばせていたそうです。そうしたところ他の同級部員がその下級部員に対して、「呼び方に気をつけなさい」と叱ったというのです。
そもそもは教師がそのように「指導」しているのです。

息子は吹奏楽部でした。音楽をやるのに
「上級生だ。下級生だ」
なんて言ってやってられますか?
皆が心を一つにしなければ美しいハーモニーも生まれません。
なんのための 「上級生 下級生」 なのでしょうか?
全く無意味です。

私も高校、大学の部活から会社員になったときも新人に対しては

「オレに敬語なんか使うな」

と言ってきたものです。

でも中学校の部活をみると、それはまるで
「軍隊」のよう
です。

もしかしたら学校(教師)はそれを狙っているのではないかとさえ思ってしまいます。
つまりいざ戦争になったときに、即軍人として「国家の役に立つ」人材として利用できることを目指しているのではないかと勘繰りたくなってしまうのです。

こんな部活はなくしましょう。
まさに日本のフィギュア・スケート関係者たちが行ってきたことから多くを学べるはずです。
日本のフィギュア・スケート選手たちが世界的に圧倒的力を持っていることの意味を知るべきです。

もし彼ら選手たちが 「学校の部活」 の中でしか練習できなかったとしたら、あれだけの実力を持つことは不可能だったでしょう。

学校の部活では 優秀な力 を身につけることもできないし、部活の建前の目的すら達成できません。つまり 上下関係に縛られ 礼儀も身に付けられず いじめの温床 にすらなっています。

なぜか?
多くは
「顧問の 顧問による 顧問のため」
の部活になっているからです。こんな部活は廃止すべきです。

良いお年を

中学校の部活廃止を訴えてまだ日は浅いですが、

なるべく理解と支持を集められるように今後も意見を述べてゆきたいと思っています。

クラブ(サークル)活動を否定しているのではないことはご理解いただきたいと思います。

学校がそれを引き受けなければならない理由はないということ。
そして教師が部活の犠牲になることはないということ。
さらに子供たちが部活のために教師や学校の犠牲になってはならないということ。

この点を強調しておきます。

日本のような学校の部活は他国ではほとんどありません。
ヨーロッパなどでは、地域社会がクラブ活動を支えていて、その中から優れた人材が育っています。

日本の場合は小学校から中学校、中学から高校へと進学するたびに部活を変えてしまう子が多いためなかなか人材が育ちません。
ひとつは「燃え尽き」てしまうこと。そして上下関係の煩わしさ。学校における部活には多くの問題があります。

ヨーロッパのように地域社会がクラブ活動を支えているような環境では、小さな子供から大人まで様々な人間がかかわっています。その中で子供たちは素晴らしい大人たちの技術を学びながらまた、社会性も身につけてゆきます。
優秀な指導者にも恵まれ、長い年月にわたって好きな活動を続けてゆくことができるのです。

日本もそのようにすべきです。

特に中学校の部活は問題だらけ。閉鎖社会の中はいじめの温床にもなりかねず、子供たちを育てるより破壊してしまうケースもあります。

もうやめましょう。中学校の部活。

また来年もこの議論は続けてゆきます。
年末年始なにかと忙しいので、しばしのお別れです。

また来年。
良いお年をお迎えください。

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