異常な部活動に喝!

モンスター・ペアレンツ

という言葉が出てきたのはいつ頃からでしょうか?
最近はあまり耳にしないような気もしますが、それはそのような親が少なくなったのではなくて、あまりに普通になってしまったからかもしれません。

子供が中学校時代にこんなことがありました。

あまりにも吹奏楽の部活動が過剰でありなおかつ顧問教師の誠意も責任感もない態度に業を煮やし、ついに校長室へ出向くことになりました。
でも私はモンスター・ペアレントではないし、クレーマーでもありません。
とりあえず学校としての基本的考え方を確認しにいったのです。
顧問の言っていることとやっていることの大きな矛盾についても説明を求めました。

校長の対応にはそれなりの誠意もありましたが、なんとなく歯切れが悪く議論をそらそうとの意図も感じられました。話は子供たちの現在のおかれている難しい問題にも及びましたが、その場で校長から聞かされたことにビックリしました。

私が校長室を訪ねるより前に、3人の母親たちが校長室を訪れ
「もっと部活動の時間を長くしてください」
と直談判しに来たというのです。

土曜も日曜もなく、毎日長時間に渡って練習しているのに、まだ足りないと母親たちは文句言っているのだそうです。

「今のままでは優秀な成績をおさめることができない」
と言うのです。
呆れ返った母親たちの要求です。学校をいったい何だと思っているのでしょうか?

でも彼らの本音を説明しますとこういうことです。

「私の子供はもう勉強はあきらめています。せめて 吹奏楽で結果を残させてあげたい」

これが母親たちの本音のようでした。

あなたの子供がいくら好きなことに打ち込もうとそれは私には関係のないこと。どうぞお好きにおやりなさい。親も子供のやりたいようにさせればいい。
でも自分の子供のために 他の家の子供まで「勉強より吹奏楽を優先させる」なんてことができるはずはありません。
でもその母親たちはもう完全に理性を失っているように私には思えました。

子供たちの中には
「部活は趣味でやっていること。一番大事なのは勉強」
と思っている子だって当然います。 それを自分の子供のことを一番に考えて他の子供たちをそれにあわせようとする。こんな馬鹿げたことが実際に起きています。
こんな親をモンスターと呼ぶのでしょう。

高校へ行けば学力も同程度の生徒たちになりますので、部活を一番にするような学校があってもいいでしょう。あくまで学習が一番という学校だってあります。

でも中学校だと、勉強のできる子と出来ない子の差は大きく開いてしまいます。そんな中で生徒たちの意識を一つにして同じ行動を求めることなどできるはずはないのです。

日本全国できっとこんなことが起きているのでしょうね。

子供たちの間のバトル。子供たちと教師の間のバトル。そして親たちの間のバトル・・・。
こんなことをなくすためにも中学校の部活は廃止した方がいいのです。

せめて勝敗のつかない文化活動におさめるべきでしょう。

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コメント先: "モンスター・ペアレンツ(Parents)" (2)

  1. mito の発言:

    元保護者改めました。

    「部活廃止論」興味深く読ませていただいております。
    先日のコメントの返答をいただき、また書かせていただきたいとずっと考えておりました。

    utchie様のお考えというか経験談が、実に面白いことに私ととてもよく似ています。
    それなのに、この方向性の違いって???と思い、このところどう書かせていただこうかと
    ずっと思案しておりました。

    今日は、私のこと書かせていただきますね。
    思い上がりのところも多々あると思いますが、そのところはご容赦ください。

    私は、utchie様の息子さんほどではないですが、勉強しなくても勉強できてしまう方でした。
    年子の姉がいたため、九九なども1年先に覚えてしまうなどの環境があったためかも知れません。
    さらに、勉強は好きではなかったけれど、かなりの負けず嫌いであったため、テスト前には完璧に
    一夜漬けの勉強をして、良い成績を上げていました。

    中学ではバスケット部に所属。
    中2から、生徒増のため学校が分離し、新たにバスケット部も1から築き上げることに。
    しかし、分離した学校にはバスケット経験のある指導者がいず、ハンドボール経験のあった男性教員が
    顧問となりました。

    練習は結構、厳しいものでした。
    毎日休み無くやっていたと思います。
    メンバーも人数的には揃っていて、一応皆で強くなろうと頑張っていたと思います。
    しかし、結果は練習試合も含め、3年で引退するまで、ただの1度も勝てずに終わりました。
    とにかく1勝してみたかったけれど、願いかなわず、失意のうちに中学の部活を終えました。

    そこで、高校は県下1のバスケット部のある学校へ行こうと自分なりに考えました。
    中学の部活の指導者がダメだったので、もっと上手な指導をしてくれるところへ学びに行こうと。
    周りの友人たちも、その学校でバスケット部希望の子や、水泳でも強豪であるその私立高校で頑張りたいと
    いう子もいて、みんなでその学校へ行こうと夢を膨らませていました。

    私立高校だったのですが、一緒に受験する友人たちの学力では、単願が確実であろうとその高校しか
    受けず、私は、一応県内での上位高の滑り止めとして受けました。
    でも、もし県立が受かっても、バスケットをやりたくて仕方なかったのでそちらへ進もうと思っていました。
    親も、私のやりたいことを認めてくれるものだと思っていました。

    結果、両方合格しました。
    しかし、親が私に言っことは、
    「そんなに厳しい部活がお前に続けられるわけが無い。だから、県立高校へ行きなさい。」
    でした。そのときにわざとでも、試験に落ちるように答案を提出してば良かったと思ったのですが、生来の
    負けず嫌いが災いして、合格してしまったんですね。

    なんで自分は頭がいいんだろう?
    もし、友達ぐらいの学力しかなければ、親もバスケットをやることに賛成してくれて応援してくれていたかも
    しれないのに。友達の親は、なんて理解があるのだろう。
    うらやましくて、仕方がなかったですね。
    その高校へ進んだ友人に会うと、毎日の練習の厳しさを話してくれるのですが、うらやましくてうらやましくて。

    自分が親になったら、勉強が出来ようが出来まいが、子供がやりたいと決めたことをあれこれ言わず
    全面的にバックアップする親になると決めたのもこの頃です。
    出来るか出来ないか、挫折するかしないか、人に決められるのではなく自分で決めたかった。
    その後悔が、今の自分の子育てに反映されています。

    我が子も、私同様なくらいの出来に育ち、普通に受験勉強すれば、国立大学へ多く進学できる高校へ
    行くことが出来たと思います。でも、吹奏楽部強豪校を選びました。
    私以外、誰も賛成していませんでしたが、ここは母親の強み、なんとしても、子供が望むのであればと
    頑張りました。
    挫折してしまうのでは?と不安もありましたが、それはその場に行けなかった挫折より、行ってからの
    挫折のほうがきっと、本人の後悔は無いと信じていました。

    最終的に部活を最後までやり遂げることが出来ました。
    そして、3年間の皆勤賞ももらいました。
    (驚く無かれ、K高では3年間皆勤賞・精勤賞は部員の半分以上です)

    テレビでは良いことばかり書いてありますが、思うように賞をいただけず挫折することもありました。
    「努力すれば必ず報われる」なんて、絶対うそだ!
    そうも言っていましたよ。

    確かに、そのような大会では結果を残せず、みな落ち込むのですが、
    「よし、次頑張ろう!」
    といつも顧問の先生のお言葉で励まされ、そして今度は最高の賞をいただけたりするのです。

    子供の高校進学のことや、家庭の事で私もちょっと頑張りすぎたことがありました。
    そんな時、私もひろさちやさんの「頑張らない」の教えに助けられました。

    そして、今はその教えが物足りなくなりました。
    やっぱり、元気な若者には頑張って欲しいと思います。
    スケートの安藤美姫選手が、震災後の大会で優勝しましたね。
    彼女もスランプの時期がありました。外野が勝手に「引退?」まで考えてくれちゃって。
    それを完全に払拭する活躍に、テレビで観るだけの私でも、かなり励まされました。

    今、震災に遭われた方々や病気をお持ちの方々には、決して頑張れと言う気はありません。
    でも、元気な人間はとことん頑張ってもいいのではないですか?

    私は、夜眠る前、一日の締めくくりとして、感謝の言葉を唱えます。
    私の感謝する相手は、自分をここに生み出してくれた、親だけでなく、はるか前の方々まで、
    家系図を思い起こすかのようにして、感謝してます。
    このうち、誰ひとり欠けても、自分が存在しなかったわけですから。

    不思議とこうするようになって、世の中、結構うまく回るようになりました。
    だまされたと思うかも知れませんが、お金もかかりませんのでちょっとやってみてください。

    最近「ガンが食事でなおるという事実」という本を読みました。
    有機野菜を絞ったジュースがいいそうです。
    私も、予防として、 少しずつ実践しています。

  2. 最初、高校名を入れてしまったのですが、急に訪問者が多くなってしまったため、学校名は伏せました。ご了承ください。
    もともと「中学校部活廃止」をテーマにしていたのに、高校のことを書いてしまったのは失敗だったという思いも若干あります。。。。。

    中学校の息子の同級生でとても成績が良く、市内一番の進学校へ入学することは確実だった子が、別の高校へ進みました。クラスの皆が「なんでぇ〜?」って言ったそうですが、本人にはその学校でやりたいことがあったのでしょう。高校からは本人の進みたい方向性がハッキリしてきて、得手不得手より「やりたいこと」を重視する子がいるのは確かです。それはいいことだと思っています。
     単に偏差値ばかりを追いかけるような子供やその親たちよりずっといいと思います。高校もまた少子化の中で生徒を獲得するために、特色作りに懸命になっています。それも生徒にとっては選択肢が増えることになるかもしれないのでいいことでしょう。

    癌はすぐに死ぬような病気ではないこは8年間一切の治療を受けないまま生きている私が証明ですが、簡単に治る病気でもありません。私は放射性物質を扱う仕事をしていたことがあり、内部被曝の可能性もあります。内部被曝したらどんな治療法も効果ありません。進行を遅くすることはできても、常にDNAが壊され続けるため回復が難しいのです。
    福島原発の事故による放射能汚染により、10年後くらいから日本の癌患者が急増する可能性があります。少ない労働人口、増え続ける老人と病人。この国は今後持ちこたえることができるでしょうか?
    アメリカのシンクタンクのひとつは、「日本が貧乏国に転落するだろう」と予測しています。
    「なんでも一番」を目指してきた日本は今大きな曲がり角に立たされていると思います。
    貧乏でもいいけど、平和で健康的な生活を送らせたいーーーー子供たちにはそう祈るしかありません。

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