異常な部活動に喝!

高校の部(班)活動に関しては、ここでは取り上げないことにしてきましたが、やっぱりヘンです。

息子は吹奏楽を中学校に引き続きやっています。
当初は時間的に無理だと判断して、「吹部には入らない」と言っていたのですが、強い勧誘に抗しきれずにやることになってしまったのです。

練習は朝と夜あるので、7時前には家を出て帰ってくるのは20時です。それは休日も続きます。
学校からは

「毎日最低2時間の自宅学習。休日は最低4時間はやってください」

と入学当初から言われていましたが、それはとても不可能な状態です。
案の定、成績は下降線をたどっています。

こうなると、いったい何のために高校へ入ったのか分からなくなってしまいます。
当人は研究者の道を進みたくて、長時間の通学時間も厭わずその高校へ入学したはず。

ところが夏休みの課題すらとても満足にはできていない。
なにしろ大会前ということもあって、お盆の4日間以外は毎日朝から晩まで練習だったのですから、学習の時間なんてあるはずがないのです。

やはり異常です。
「勝つこと」が常に最優先されてしまうように感じます。

学問に 「勝ち負け」はありません。大学進学も勝ち負けではありません。
将来数十年に渡ってやってゆく勉強の基礎固めの段階においても、そして引退するときにおいても、学問に勝ち負けなんてないんです。

それなのに、まるで資本主義の僕たれ! とばかりに競争し、その中で勝つことばかりを重視する今の学校の部活動は異常です。

かつてフランス政府が大学に対して、もっと経済効果を上げるようなカリキュラムを実施するよう動きかけたことがあります。

そのとき学生達は大規模な抗議行動に出ました。

「大学は職能訓練校ではない。アカデミックなところであるべきだ!」

という主張がなされました。

日本の若者たちは、幼い頃から競争原理を叩き込まれているので、学問の何たるかを自問すらしません。
これでは日本の将来はアウト! でしょう。

 

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