異常な部活動に喝!

今日9月10日の

NHK番組 「週刊 ニュース深読み」

は面白い企画でした。
あの番組を観て共感を得た方なら、私が今まで主張してきたことが理解できるでしょう。
逆に私の主張が理解できない人は、あの番組の内容がチンプンカンプンだったのではないでしょうか。

番組の内容についてはかなり多岐にわたっていたこともあり、ここで紹介はできませんが、日本のスポーツ政策のあまりにお粗末な現状が解りやすく解説されていました。

スポーツだけではありません。
吹奏楽などもスポーツ同様の問題を抱えてきました。

とりわけ中学校では頻繁に異動がある教師に部活の顧問をさせるため、生徒たちが振り回されています。たった一人のおバカ教師のせいで、部そのものが崩壊状態になってしまった例もあります。

私がかねがね主張しているように、スポーツや文化活動を学校単位、企業単位でやることに無理があるのです。
地域社会がそれを支える仕組みを創る必要があります。よって、大会も学校単位ではいけません。学校単位の出場があってもいいですが、地域のスポーツクラブや音楽クラブが参加できるようにしなければいけません。

日本型のシステムを賞賛する意見もありますが、スポーツでも音楽でも世界的プレーヤーは学校単位クラブの中からはほとんど生まれていないのが現実です。日本の学校単位の部活が優れたシステムだと言うなら、なぜその中から秀でた人間が育ってこないのでしょう。

もともと文科省は、個人の能力を伸ばすことには興味がないのだと思います。

管理し、押さえつけ、従順にさせる

それが日本国の教育の目的だと理解しているとしか思えない面が多々あります。

「一億総ロボット化」

は官僚や為政者にとっては都合がいいでしょうが、国家のダイナミズムは完全に失われます。

日本の部活のあり方はこれから変わるでしょうか?
難しいでしょう。縦割り行政の中で、官僚たちは改革など行うつもりは、はなからありません。
また親たちの9割方は現状に対して思考停止状態か、そもそも何も考えていません。

「どうせ3年間だけのことだし・・・」

という親もいますが、子供はもっと続けたいと願っているのかもしれません。大きな可能性も持った子供も、学校単位の部活の中で力を発揮できずに3年でやめてしまうことも多いでしょう。

学校でいじめなどで不登校になっても、地域のクラブ活動があればそちらが逃げ場所になるかもしれません。でも現実には学校単位ですから、不登校になればクラブ活動も参加できないし、夢の大会への出場も「叶わぬ夢」 に終わります。

なぜこんなに問題だらけの部活動を、今までほったらかしにしてきたのでしょう。
要するにスポーツは「体育教育」、吹奏楽は「音楽教育」、そしてどれもまた「徳育教育」としか捉えてこなかったのではないでしょうか。教育者も親たちもです。

そのくせ、「勝った負けた」で大騒ぎするのも教師たち、親たちですよね。

部活を一つの徳育と位置づけ、「将来社会に出たときに役に立つ人間づくり」などと理由付けし、同時に勝ち負けにこだわり勝つことの重要性を教え込ませようとする。

大企業が喜びそうですね。
そうです。要はすべては企業戦士作りの場なのですよ。学校という場は。
そこに部活もしっかりと組み込まれているのです。

「それでいいんですか?」

という疑問をこれからもずっと投げかけてゆきたいと思っています。

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